-杜仲茶-


杜仲茶

杜仲茶の効果効能

杜仲茶の杜仲樹皮は昔から漢方薬に用いられてきました。杜仲の葉に含まれるゲニポシド酸などの固有成分である杜仲葉配糖体は、血管を拡張して血圧を下げ、冷え性肩こり改善し血管内をきれいにする働きがあります。その他に杜仲茶は、肥満糖尿病の改善などにも効果があります。

中国の中西部に産するトチュウ科の落葉樹です。日本には近縁植物はありません。中国の中葯(中国の生薬)や日本の漢方で処方され、日本では樹皮は医薬品として扱われますので、サプリメントとしては使用できません。サプリメントとして使用できるのは杜仲の葉です。


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杜仲茶の杜仲葉配糖体効果

杜仲の葉に含まれるゲニポシド酸などの固有成分である杜仲葉配糖体が、血管内皮由来の血管弛緩因子(NOおよびEDHF)を活性化し、また副交感神経(ムスカリン受容体)に作用し、平滑筋を弛緩させ、血流抵抗を低下させて、血圧を下げる効果が確認されています。この働きは、血圧に良いとされる他の特定保健用食品とは、全く違った作用メカニズムです。

また、血圧に対する効果の他にも、動物試験において、杜仲葉エキスには肥満や内臓脂肪蓄積、インスリン抵抗性を改善する効果や、アディポネクチンを増加させる効果があるなど、トータル的に「メタボリックシンドローム」に対する効果が期待出来ます。

アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌される分泌蛋白です。作用としては、肝臓を活性化させることによるインスリンの効果を高め、動脈硬化抑制、抗炎症、心筋肥大抑制など、多彩です。

杜仲茶のゲニポシド酸の効果

ゲニポシド酸には、高血圧高脂血症高コレステロールの軽減、ストレスの緩和など、生活習慣病の予防作用があります。とくに血圧降下作用は注目を集めています。

血圧が上がる原因のひとつは、血管が狭くなって血管壁に対する血液の圧力が大きくなることです。ゲニポシド酸は、副交感神経系という自律神経を刺激します。副交感神経は末端の動脈とつながっており、動脈の平滑筋を刺激し、血管を広げてくれる作用を持っています。このため、血液の流れが良くなり、血圧が下がるのです。

杜仲茶の研究成果

小林製薬は、杜仲茶に内臓脂肪を減らす効果があることを確認しています。10人の被験者が1日当たり杜仲茶エキス1500ミリグラムと葉の粉末600ミリグラム、桑の葉エキス224ミリグラムを2カ月間摂取しました。内臓脂肪は7人で減少して、平均でも摂取前より7%減り、35%減の人もいたといいます。

岡山大学大学院の川崎博己教授との共同研究では、杜仲葉にラットの動脈硬化を防ぐ「血管若返り」効果があることを確認しています。

医薬品としての杜仲樹皮の効果

杜仲の樹皮に含まれるリグナン成分は、がん予防や抗ストレス、更年期障害、血圧降下、滋養強壮などに対する効果か証明されています。また、滋養強壮剤などの数多くの医薬品に、この杜仲樹皮のエキスが配合されています。

改善が期待できる症状

動脈硬化 肥満 メタボリック 高血圧 糖尿病

杜仲茶の有効成分

ゲニポシド゙酸 ピロレジノール ジグルコサイド


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杜仲茶の飲み方

お茶で飲むときは1日1リットルを目安に飲みましょう。カリウムを含んでいますので高血圧の治療薬を服用している人や腎臓病の人は、お医者さんと相談してください。


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