-シジミ-


シジミ

シジミの効果効能

シジミは昔から民間治療薬として、二日酔いや黄疸の治療に用いられてきました。シジミはアミノ酸ビタミン、ミネラル豊富に含んでいますので肝臓を丈夫にして疲労を回復させます。またシジミに含まれているビタミンB12は造血作用や血液の循環を良くする働きがあるうえに、鉄分も多く含んでいますので貧血にも有効に働きます。もう一つ注目される成分として、肝機能や心臓病に有効にはたらくタウリンがあります。


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シジミに含まれるタウリンの効果

シジミに含まれるタウリンには抗てんかん作用、コレステロール値の減少、血圧の降下作用、肝機能の回復などさまざまな効果がります。

タウリンは、イオウのある「含硫アミノ酸」で、化学構造が脳内伝達物質の「ギャバ」によく似ています。

このためタウリンは、脳の興奮を抑制するブレーキの役割を果たしますので、抗てんかん作用があります。この効果は多くの動物実験により確認されています。

タウリンは体内のコレステロールを、胆汁中に放出するのを促進しますので、コレステロール値を下げる効果があります。

腎臓から血圧を上げるホルモンの、「アンジオテンシン」が放出されています。タウリンは、このアンジオテンシンの働きを抑える作用があります。実際、血液中や尿中のタウリン値が低い人に、高血圧患者が多くみられます。

日本でタウリンのアルコール依存症に対する効果を、調べる治験が行われました。その結果タウリンはグルタチオン(ペプチド)と同じように、アルコールによってダメージを受けた肝臓の肝細胞を再生させ、機能を回復させる効果があうことが確認されました。

シジミの含まれるタウリンには、この他に抗酸化作用、細胞膜の電気的な安定性の維持、心臓の収縮などたくさんの重要な役割をはたしています。

シジミの含まれるビタミンB12の効果

ビタミンB12ビタミンB群の一種で、ビタミンのなかで、唯一野菜に含まれず、動物からしか補給できないビタミンです。ビタミンB12の重要な働きは、葉酸と共に赤血球を生成する事です。

もしビタミンB12が不足すると、正常な赤血球が作れず、悪性貧血の巨大赤芽球貧血(きょだいせきがきゅうひんけつ)を発症します。ビタミンB12は葉酸と共に、心臓病を防いでくれます。この他ビタミンB12はメラトニンなどのホルモンや、アドレナニンなどの脳内伝達物質などの生成にも関係しています。また最近の研究で、胎児の発育に影響することがわかりました。

シジミの含まれる鉄の効果

鉄はミネラルで、酸素を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンという、タンパク質の重要な成分です。鉄は肝臓で酵素「P-450」の成分にもなり、毒物の解毒作用の役割も果たしてします。

鉄が不足すると疲労、頭痛、顔色が悪い、イライラする、月経血の量が増えるなど貧血の症状が現れます。これはうつ病の症状に似ているため、よくうつ病と誤診されやすいので注意してください。

シジミの疲労回復効果

シジミの糖質はアサリよりも多く、即効性の高いエネルギー源になるグリコーゲンが主体なので、肝臓をはじめ各期間の疲労回復を早めます。二日酔いに効果があるといわれるのは、このように肝臓の働きを活発にする作用があるためです。

改善が期待できる症状

心臓病(虚血性心疾患) 高血圧 脂質異常症(高脂血症) 脳卒中(脳血管障害) 肝機能障害 貧血 疲労

シジミの有効成分

タウリン メチオニン アスパラギン酸 コハク酸


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シジミの飲み方

シジミはサプリメントでも利用できますが、食事で摂る場合は身と一緒に煮汁も飲むようにしましょう。鉄分が多く含まれていますので、ウイルス性肝炎の方は、シジミは摂らないで下さい。


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