物忘れの原因
物忘れは老化現象による記憶力の低下の健忘症と病気に分類される認知症とに分かれます。
・健忘症
健忘症(記憶力の低下)の原因は、加齢による脳の神経伝達機能の低下によるものです。
・認知症
健忘症は単に記憶力の低下ですが、認知症は自分の家族の顔すらも忘れるなどの見当識障害です。
認知症は脳血管性とアルツハイマー型に大別できます。
脳血管性認知症の原因は脳血管の動脈硬化により脳梗塞や脳内出血を起こしたあと、血行が悪くなったことにより脳機能が衰えたものです。
アルツハイマー型認知症の原因は、脳の記憶をつかさどる海馬の付近のアセチルコリン神経の脱落によるものです。
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物忘れの対策
物忘れの対策としては、脳に必要な栄養補給と血行の促進がポイントになります。
物忘れに効果効能があるサプリメント
サプリメント選びのワンポイント・アドバイス
- EPA(IPA) DHAは脳の神経細胞を成長させるホルモンNGF(神経成長因子)の生産に欠かせません、またアルツハイマーの引き金になる脳内の炎症を抑えます。
- イチョウ葉は血管を拡張して脳を覚醒させて記憶力を高めます。
- カンカは血液を固まりにくくして血行を良くします。
- 高麗人参(朝鮮人参)は有効成分のジンセニシドがアセチルコリンを放出させます。
- ビタミンB群のビタミンB1は脳の働きを活発にしています、ビタミンB6とビタミンB12は「頭のビタミン」と呼ばれ脳に欠かせないビタミンです。
- ビタミンEは抗酸化効果がありコレステロールも減らして脳の血行を改善します。
- レシチンは脳の伝達神経のアセチルコリンの原料になります。
サプリメント以外での予防改善
食事面ではEPA(IPA) DHAやビタミンE、レシチンを含んだ食品を使ってバランスの良い食事を摂ってください。
EPA(IPA) DHAやビタミンEはイワシやサバ、サンマ、マグロなどに含まれています、またレシチンを含んだ食品は納豆や豆腐などの大豆食品です。
普段の生活では人づき合いや趣味などで、人生を積極的に楽しむように努めましょう。
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