-フィーバーフュー-


フィーバーフュー

フィーバーフューの効果効能

フィーバーフューは、もともとヨーロッパの東南部のバルカン半島に自生していた植物です。和名は「ナツシロギク」で、可憐な花を咲かせ、葉は強い芳香性を放ち観賞用としても、人気のある植物です。欧州では昔から民間療法としてリウマチや生理不順頭痛などに用いられていました。現在では片頭痛の予防改善に、用いられています。

またフィーバーフューの有効成分パルテノリド(パルテノライド)には、男性型脱毛症の進行を抑える働きがあります。


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フィーバーフューの片頭痛の有効性

フィーバーフューにはいくつかの、有効成分がありますが、そのなかのパルテノリド(パルテノライド)やタネチンに、抗炎症作用があります。

片頭痛の発生メカニズムは、脳の血管が拡張して、神経が圧迫され痛みを感じるのと、血管が拡張した時の刺激により、痛みを促進する物質が放出されて炎症が起きる、ダブル効果によって片頭痛がおこるのです。

この痛みを促進する物質は、生理活性物質のプロスタグラジンや、脳内伝達物質のセロトニンですが、フィーバーフューの有効成分パルテノリドやタネチンは、これらの物質の放出を止め、炎症を鎮めることにより、片頭痛を抑えると推測されています。

フィーバーフューの片頭痛予防の治験

フィーバーフューの片頭痛予防に対する治験は、フィーバーフューのエキスや葉の粉末などを使用して、いくつか行われています。

ドイツではフィーバーフューのエキスを使った、予防効果の治験が行われています。16週間フィーバーフューを摂取した後、1ヶ月の片頭痛の発生回数を調べたところ、フィーバーフューのエキスを服用する前より片頭痛の回数が減っていましたので、フィーバーフューの有効性が立証されました。

この他フィーバーフューの葉の粉末を使った治験も行われましたが、エキスと同じようにフィーバーフューの有効性が立証されています。

フィーバーフューの片頭痛改善の効果

フィーバーフューの片頭痛の「予防」に対する治験は、行われていますが、「治療」に対する試験は行われていません。しかし予防効果を調べる治験のときに、症状も軽減されるとの報告があり、フィーバーフューは片頭痛の改善にも有効とされています。

フィーバーフューの男性型脱毛症の効果

有効成分パルテノリド(パルテノライド)には、近年の研究で、がん転移や様々な炎症を引き起こす司令塔役のたんぱく質「NF―kB」に結びつき、転移や炎症を抑える働きがあることが分かっていました。

パルテノリドのリウマチや関節炎に対する作用を調べている最中に、脱毛症への効果がみつかったのです。リウマチ患者に与えたところ、痛みが和らいだうえに、髪の毛が太くなつたり、薄くなった頭頂部にうぶ毛が生えたりしたのです。

額の生え際や頭頂部の毛が薄くなる男性型脱毛症の原因物質は、男性ホルモンの一種「ジヒドロテストステロン」(DHT)とされています。DHTの生成には「NF―kB」がかかわっており、パルテノリドがその働きを抑えることで、脱毛症の進行が抑制されるとみられています。

フィーバーフューの関節炎への効果について

フィーバーフューが変形性関節炎や関節リウマチに効果があると、一般に言われていますが、それらを立証する治験結果や有効な研究データーはありませんので、注意してください。

改善が期待できる症状

頭痛、片頭痛 発毛、育毛

フィーバーフューの有効成分

パルテノリド(パルテノライド) タネチン ゲルマクラノリド


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フィーバーフューの飲み方

ある治験で使用されたフィーバーフューエキスの量は、1回6.25mgを1日三回服用しています。これはフィーバーフューの葉の粉末を1日80~100mg摂取するのに相当します。

ワルファリンやヘパリンなどの抗血栓薬やアスピリンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬との併用は避けてください。また子供、妊婦、授乳期の女性、肝臓の障害のある方も使用は控えてください。


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