胸焼け、胃もたれ(過酸症、低酸症)の原因
胸焼け、胃もたれの原因は胃から分泌される胃酸が多すぎる「過酸症」、胃酸が少ない「低酸症」によるものです。「過酸症」ですと胃酸が多すぎて胃液が食道に逆流してしまいます、食道の粘膜は胃の粘膜と違い胃酸から守られていませんので胃液で食道がただれてしまい胸焼けが起きます。
「低酸症」はストレスなどで胃粘膜が萎縮して胃酸の分泌が低下してしまい、いつまでも食べた物が消化されず胃に留まって胃がもたれるのです。
どちらも慢性的な胸焼けや胃もたれ、胃痛、吐き気、食欲不振などの症状があり「過酸症」は空腹時に「低酸症」は食後にこれらの症状がみられます。
胃痛が激しかったり食べ物を飲み込むとき痛みを感じるようでしたら、胃潰瘍や胃がん、食道がんの疑いありますので早めにお医者さんに診てもらってください。
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胸焼け、胃のもたれ(過酸症、低酸症)の対策
胸焼け、胃のもたれの対策としては、胃酸の分泌量と胃の粘膜を正常に戻すことがポイントになります。
胸焼け、胃もたれ(過酸症、低酸症)に効果効能があるサプリメント
低酸症
過酸症
ビタミンU(キャベジン)
サプリメント選びのワンポイント・アドバイス
- アロエの成分アロインとエモジンが胃壁を刺激して、胃液の分泌を盛んにします。
- ウコンは胃液の分泌を促し、胃の粘膜を保護します。ドイツでは医薬品として処方されています。
- 梅やショウガは胃酸の分泌を促します。
- ビタミンU(キャベジン)はビタミンに似た物質で、胃酸の分泌を押さえ、荒れた胃の粘膜の修復をします。
- ケールはビタミンU(キャベジン)の成分を含みます。
サプリメント以外での予防改善
低酸症の方は消化のいい食品を選び食物繊維を摂り過ぎないようにして、胃酸の分泌を高めるため香辛料を積極的に摂りましょう。また一度にたくさんの料理は食べられないと思いますので、少量ずつ摂るようにしましょう。
過酸症の方は油を多く含んだ食品やコーヒー、香辛料などは胃酸の分泌を盛んにしますので控えてください。間食はやめて朝昼晩と規則正しく、そして食べ過ぎないように適量の食事を摂りましょう。ただし極端な空腹は避けてください。
低酸症、過酸症どちらの方も、タバコとアルコールは良くありませんので控えてください。
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