-関節痛(変形性膝関節症)の三次元培養軟骨移植術-


変形性膝関節症の三次元培養軟骨移植術

変形性膝関節症の三次元培養軟骨移植術の方法

変形性膝関節症の三次元培養軟骨移植術は、再生医療の一種で、患者から膝軟骨細胞を取り出し、一ヶ月間コラゲーンで軟骨細胞を培養し、軟骨がすり減った部分に移植する方法です。

この方法ですと、人工関節置換術と異なり、正座や激しい運動もできます。

ただし三次元培養軟骨移植術は60歳までが限界です、60歳以上ですと軟骨細胞成長が弱まり、細胞が増えないからです。


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幹細胞を使った三次元培養軟骨移植術

そのため60歳以上の方でも治療できる、骨髄から取り出した「幹細胞」(かんさいぼう)を使った新たな治療法が、現在開発されています。幹細胞とは骨や筋肉、軟骨に変化可能な特殊な細胞です。

患者の骨髄から幹細胞を取り出し、培養施設で培養して、患者の軟骨がすり減った部分に移植する方法です。幹細胞は液状ですので、この方法が確立しますと、注射一本で治療することができます。動物実験ではすでに成功していますので、これから臨床実験に移行する段階です。

変形性膝関節症の三次元培養軟骨移植術を行っているのは、広島大学病院の越智光夫医師です。

三次元培養軟骨移植術は保険適用外で、現在厚生労働省に申請して許認可待ちです。(2009年10月現在)

関連医療機関

広島大学病院


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