-5-HTP-


5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)

5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)の効果効能

5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)は、アフリカに自生するマメ科の木「グリフォニア・シンプリフォリア」から、抽出された天然物質です。

不足するとうつ病の原因になる、脳内伝達物質のセロトニンはトリプトファンアミノ酸)から作られます。トリプトファンからセロトニンになるままでに、4段階の化学反応があります。5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)はトリプトファンより、1段階セロトニンに近い物質です。

5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)はトリプトファンよりさらに効果的に、うつ病を改善してくれます。


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5-HTPの抗うつ効果

5-HTPの抗うつ効果の研究は、1972年に日本では初めて行われました。この時の治験では、100人以上のうつ病の人に5-HTPを、4週間服用してもらいました。結果としては4分の3近くの人のうつが改善したうえに、副作用がなかったとされています。

この他にも多くの研究や治験が行われていますが、その中で三環系抗うつ薬のイミプラミンと比較する研究も行われています。イミプラミンは他の抗うつ薬の効果を、判定するために使われる標準薬で、抗うつ薬として大変信頼せれています。

その結果として、5-HTPはイミプラミンと同等か、それ以上の効果があるとの評価を受けています。

また、抗うつ薬SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)のルボックスと、効果を比較した治験も行われています。この結果、5-HTPはルボックスより優れた効果があり、そのうえルボックが持つような、不快な副作用は非常に少ないことが判りました。

5-HTPの副作用

5-HTPを使用した約5%の人が、吐き気の副作用を訴えています、特に初めて使用した人に多いです。これは腸にセロトニンを受け入れる、受容体があるからです。このため腸は5-HTPから作られた大量のセロトニンに、過剰反応を示して、吐き気を感じるのです。

この副作用がでた場合、摂取量を減らせば、体が自然に適応すると思われます。

また強い眠気が起きるようでしたら、おそらくセロトニン不足のうつ病ではなく、ドーパミンやノルアドレナリンなどの「カテコールアミン」が不足したタイプのうつ病だと思われますので、チロシンフェニルラニンなどに切り替えた方が、良いと思います。

5-HTPの有効成分

5-ヒドロキシトリプトファン

5-HTPで改善が期待できる症状

うつ病


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5-HTPの飲み方

アメリカの栄養療法では、5-HTPを1回50mg~100mg、1日2回服用しています。飲むタイミングは食前30分前か、食間の空腹時に服用してください。補酵素として働くナイアシンビタミンB6葉酸を併用すると、より効果的です。


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