-甜茶-


甜茶

甜茶の効果効能

甜茶は中国の各地方により、いろいろな種類がありますが、アレルギーに効果があるのはバラ科キイチゴ属の「甜茶懸鈎子」(てんちゃけんこうし)です。

「甜茶懸鈎子」の甜茶は中国南部の広西壮族自治区に自生して、この地域に住む民族には、健康茶として毎日飲む習慣があります。

甜茶がアレルギーに有効とされるのは、成分のGODポリフェノール(ファイトケミカル)が抗ヒスタミンや抗炎症作用が有ることが明らかになったからです。

甜茶が注目を集めるようなったのは、1994年に三重大学の医学部から、花粉症などのアレルギーに効果があるとの研究結果が発表されたからです。


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甜茶のアレルギーに対する効果

花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー反応は、花粉やダニの死骸など、体にとっては異物であるアレルゲンが、体の中に入ると、IgE抗体のマスト細胞(肥満細胞)からヒスタミンなどの炎症物質が放出されます。このヒスタミンが皮膚や粘膜を刺激して、アレルギー症状が起きるのです。この時、マスト細胞で炎症物質を作るのが、酵素のシクロオキシゲナーゼです。

甜茶の有効成分のGODポリフェノールには、この炎症物質を作る酵素シクロオキシゲナーゼの働きを阻害する効果があるのです。この仕組みは、非ステロイド系の抗アレルギー剤と同じで、「ヒスタミン遊離抑制」と呼ばれています。

非ステロイド系の抗アレルギー剤には副作用はありませんが、即効性がなく効き目がでるには、約4週間かかります。このためアレルギーの季節になる1ヶ月くらい前から、予防的に飲み続ける必要があります。

これに比べると甜茶は、早い人では2約週間で効果が感じられるそうです。また症状が出てから飲んでも、ある程度は効くのではないかと、言われています。

甜茶の治験(臨床試験)の結果

三重大学の医学部で行われた治験(臨床試験)は、鼻アレルギーの人に1粒当たり40mgの甜茶エキスを1日3回、計120mg摂取してもらいました。治験期間は4週間でした。

始めてから2週間の段階で、約半数のひとになんらかの改善がみられました。これは治療に使われている抗アレルギー剤と効き目で比べると同じくらいで、効き目の早さで比較すると、甜茶の方が優れていました。

この治験結果は、1994年に日本アレルギー学会で発表されて、甜茶が大きな注目を集めるキッカケになったのです。

改善が期待できる症状

アトピー性皮膚炎 花粉症 その他のアレルギー

甜茶の有効成分

GODポリフェノール


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甜茶の飲み方

GODポリフェノールエキスとしては1日120mgを、1日3回に分けて飲んでください。お茶ですと、茶葉3gを1リットルの水で5分間ほど抽出したお茶を、同じく1日3回に分けて飲んでください。

飲むタイミングは食間や就寝前が効果的です。花粉症の方は、花粉が飛び始める1ヶ月、遅くとも2週間前から服用することを、おすすめします。

甜茶の製品を購入するときは、材料がバラ科キイチゴ属「甜茶懸鈎子」(てんちゃけんこうし)であることと、GODポリフェノールの含有量は必ず確認してください。1日にGODポリフェノールエキスを、最低120mgは摂取してください。


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