-がんの脊髄鎮痛法-


がんの脊髄鎮痛法

脊髄鎮痛法とは

がんに伴なう痛みに対して、モルヒネなどの麻薬系鎮痛薬を大量に使っても、十分に効果がでないうえに、おう吐や便秘、眠気などの副作用が強く出てしまいます。これに対して、最近注目を集めているのは、脊髄に少量のモルヒネを直接注入して、痛みを和らげる「脊髄鎮痛法」です。


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脊髄鎮痛法の方法

脊髄鎮痛法は脊髄を包む軟膜とくも膜の間のくも膜下腔(くう)にカテーテル(細い管)を差し込み、神経の近くに持続的に注入します。またくも膜の外側の硬膜外腔から、注入する方法もあります。

脊髄鎮痛法の効果

効果は硬膜外腔では、モルヒネの点滴の10倍で、飲み薬の30倍で、くも膜下腔はさらにこの10倍です。薬の注入量は1時間あたり0.1~0.5CCですので、おう吐や便秘、眠気などの副作用も解消します。

薬を詰める小型の携帯型ポンプでも、1週間程度は補充なしに使えます。くも膜下腔鎮痛法でしたら、自宅療養での使用も可能です。

関係医療機関

癌研有明病院麻酔科


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